耳鼻咽喉科で働く看護師の仕事内容について徹底解説

耳鼻咽喉科で働く看護師はどんな仕事をしているのでしょうか。

メインとなる仕事は、一般外来の診察介助です。多くの医療機関では医師は一人で診察をしているのではなく、看護師がそばに控えていて患者の誘導や必要な医療器具の手配などを行っています。空気が乾燥して風邪が流行する冬はとくに患者数が増加します。そのため、限られた診療時間内にすべての患者の診察ができるように医師と看護師がチームになって、スムーズな診察を目指すのです。

また、採血や注射も看護師の仕事です。とくに女性や子どもの場合、患者によっては血管が細くて採血しにくいことがありますが、短時間で正確に採血するスキルが求められます。

耳鼻咽喉科ならではの看護師の仕事として、検査があります。特に聴力検査は医師の診断のために欠かせないものです。患者に検査方法を分かりやすく説明した後、実際に検査を実施します。

他にも耳鼻咽喉科で働く看護師は、発熱外来の手伝いをすることも少なくありません。新型コロナウイルスの流行拡大があってから、医療機関では一般外来と発熱外来を分けるようになりました。発熱外来に関しても耳鼻咽喉科での専門性の高いスキルを身に着けた看護師ができる仕事は数多くあるため、感染には十分に注意しながら仕事を担当します。

このように耳鼻咽喉科での看護師の仕事内容は多岐にわたりますが、どれも地域住民の医療のために欠かせないものです。かかりつけ病院として患者が耳や鼻に違和感がある時にすぐ受診できるように、しっかりと貢献していきたいものです。